どうもー!マミィです!
フリーランスプログラマーをしながら、「スクラッチプログラミング」・「マインクラフト」の真似したいと思う、役に立つ情報を中心に発信しています!
シューティングゲームが作りたい!
敵を増やして面白くしたい!
シューティングゲームをアレンジして面白くしましょう!
作り方を教えます!
シューティングゲームの敵の出し方は色々ありますが、今回はランダムに場所に出現させる方法です。
この記事では以下のような敵の出現方法・動かし方を解説します。
- シューティングゲームの一定の時間で敵の数を増やす方法
- シューティングゲームの敵を「ランダムな位置」で「ランダムな方向」に動かし続ける方法
- シューティングゲームで敵の色を変えて派手にする方法
- シューティングゲームで敵がタマに当たった時に消す方法
この記事を読むと、敵を画面上の色々な位置に動かしたり、色を変えたり、自分のゲームにアレンジを加えることができますよ!
まずはシューティングゲームの動きの確認です。
矢印キーでロケットを動かして、スペースでタマを発射します。
※スペースキーを離さないと、次のタマを撃つことができません。
↓音が出るのでご注意ください!
敵のネコがどんどん増えて、自由な方向に動き続けて、色も変わっていくのが確認できましたか?
それでは1つずつ見ていきましょう!
ちなみに前回は、タマを発射する方法とロケットの動かし方の解説をしました↓
シューティングゲームで一定の時間で敵の数を増やす方法
- 初期設定:「敵を増やす」メッセージを作る
- 「敵を増やす」メッセージを送る
- 「敵を増やす」メッセージを受け取る→敵の「クローン」を作る
敵スプライトのコードで作っていきます。(ここではネコ)
初期設定:「敵を増やす」メッセージを作る
イベントの「新しいメッセージ」から好きなメッセージ名を入れて作っておきます。
ここでは、「敵を増やす」としました。
STEP1:「敵を増やす」メッセージを送る
- 旗が押された時
- 【10】回繰り返す
- 【敵を増やす】を送る
- 【3】秒待つ
「敵を増やす」メッセージを10回送ります。
「敵を増やす」を1回送ったら3秒待つようにしています。
※このゲームでは、30秒の制限時間があるので、10回増やすようにしています。
STEP2:「敵を増やす」メッセージを受け取る→敵の「クローン」を作る
- 【敵を増やす】を受け取ったとき
- 【自分自身】のクローンを作る
- 【残りのネコの数】を【1】ずつ変える
敵のコードで作っているので、【自分自身】は敵ネコのことです。
【敵を増やす】のメッセージが送られた時に、敵ネコをクローンするようにします。
※「残りのネコの数を1ずつ変える」は増やしたネコの数を数えています。ゲームで使うカウントなので、入れなくても動きに影響はありません。
クローンを作られた後の動きは、次の説明に続きます。
シューティングゲームの敵をランダムな位置でランダムな方向に動かし続ける方法
- クローンされた時
- 音量を【50】%にする
- 表示する
- 回転方法を【左右のみ】にする
- 【どこかの場所】へ行く
- y座標を【107】にする
- (【1】から【360】までの乱数)度に向ける
※音量はネコがタマに当たった時に音を出しているので、小さくするようにしています。なくてもOK。
上の方に出現させつつ、場所はランダムにする方法
ランダムな場所だと、下に出てくることもある?
下に出てくると、撃てないよ!
場所を出現するときに、高さが上に来るように調整します。
下の方に敵がきたら、撃ち落とせないですよね・・・。
防ぐために、ランダム場所に出現させた後に、高さ(y座標)を変えています。
- 【どこかの場所】へ行く→画面上のどこかの場所に行くようにする
- y座標を【107】にする→高さだけ指定する
ランダムな方向に動かす方法
向く方向の設定・回転方法を左右のみにする
画面上の色々な方向に歩かせるために、向く方向を全方向のどこかに向かせてます。
向きを変えた時にネコがひっくり返らないように「回転方向を左右のみ」にしています。
- 回転方法を【左右のみ】にする
- (【1】から【360】までの乱数)度に向ける
「○歩動かす」を使って向いている方向に動かす
- 【20】歩動かす
- 次のコスチュームにする
- 【0.1】秒待つ
- 【色】の効果を【5】ずつ変える
- もし端に着いたら、跳ね返る
「20歩動かす」は、向いている方向に動きます。
今回は、歩いているように見せるようにコスチュームを変えます。
0.1秒待つを入れて、歩いているように見せています。
画面内で動かすので、画面の端についたら跳ね返るようにしています。
シューティングゲームで敵の色を変えて派手にする方法
少しアレンジして、ネコの色を少しずつ変えていきます。
「色の効果」を少しずつ変えることで、スプライトの色が変わっていきます。
色のパターンは「200通り」あります。
入力された値を200で割ったあまりの数が設定値になります。
例)5を入れると、5/ 200 =0あまり5なので、5が設定される。
シューティングゲームで敵がタマに当たった時に消す方法
- もし<【Ball】に触れた>なら
- 【ショット】の音を鳴らす
- 【残りのネコの数】を【-1】ずつ変える
- このクローンを削除する
敵にタマが当たったときに敵を消す方法
タマ(Ball)に触れたら→このクローンを削除する(クローンで作ったネコが消えます)
敵に当たったときに「音を鳴らす」
ゲームっぽくするために、当たった時に音を鳴らしたり、ネコの数を変えたりしています。
敵ネコとタマのBallがあたった時に、倒す音を鳴らしています。
- 【ショット】の音を鳴らす
敵に当たったときに「ネコの数をカウントダウンする」
このゲームで今出現しているネコの数を数えているので、倒した時にネコの数を減らしています。
※「残りのネコの数」は、変数で作っておきます。
- 【残りのネコの数】を【-1】ずつ変える
まとめ
今回は、シューティングゲームの敵がランダムな位置に出現して、敵の増やし方、敵の動かし方、敵を倒した時の動きを説明しました!
真似したいところだけでも作ってみてください。